小樽中央幼稚園について

お祈りの時間

キリスト教保育

一人ひとりは、神さまと人に愛される存在です。キリスト教保育は「目にみえないものに目を注ぐ」ことを大切に、子どもが成長する歩みを見守り、助け、祈る働きをします。

幼児期の子どもにとって、「遊び」こそ生活そのものであり、生きることです。それぞれ違った可能性を秘めている子どもたちが、集団の中でのびのびと過ごし、生かされている喜びを知り、安心して生活できるよう保育します。

    - 保育方針 -

  • 一人ひとりが愛される存在であることを実感できる保育
  • 命の尊さ、恵みを知り、感謝する心を育てる保育
  • 友だちと関わり合い、支え合い、思いやる心を育てる保育
  • 自然に触れ、感性豊かな「遊び」を保証する保育

小樽中央幼稚園が
特に大切にしていること

  • 心
  • 自然
  • 絵本

保育形態

普段は年齢別のクラスで担任教師は決まっていますが、クラスの枠を外して全園児・全教師と交わることで、より多くの経験ができます。新しい環境や状況に適応する力が育つよう、色々な保育の形態を計画しています。様々な保育を通じ、小樽中央幼稚園だからこそできる「生きる力」を培う保育を目指します!

自由保育

自由遊びは、ただ遊んでいるだけではありません。自由遊びは小さな社会です。この小さな社会で子どもたちは遊びを通してたくさん心を動かし、生きる力を育んでいきます。
年齢の垣根なく、全園児が兄弟のように交わりながら遊ぶ、アットホームな幼稚園です。
じっくりお話を聞いたり、身体を動かしたりと、園生活の中に静と動がバランス良く入ることを大切にしています。

混合保育

年齢関係なく、縦割りで過ごす1日です。いつもとは違う環境の中で、仲間と新しい体験をします。

合同保育

週に1~2回、午前中の約1時間で全園児がホールに集まり、礼拝や集団遊びなどをして遊びます。

教師が代わる日

それぞれのクラス担任が交代して1日を過ごします。

戸外遊び

自然あふれる園庭で木登りや四季折々の実り(ふき、さくらんぼ、桑の実、山ぶどう、姫りんご、くるみ、どんぐりなど)を楽しみます。その他にも、固定遊具、砂遊び、水遊び、冬は雪遊びなどを楽しみます。

園外保育

小樽公園など近隣の公園等へお散歩に行ったり、お弁当を持って出かけたりします。

話し合いの場

「どうしたらみんなが気持ちよく遊べるか」「どうしたら小さい子が安心して遊べるか」等と子どもに問いかけ、みんなで意見を出し合います。
子どもの小さい声を拾い、子どもの考えを尊重することで、気付きの中から優しさが生まれます。また、価値観の違いや折り合いをつけて仲間と過ごすことを覚え、コミュニケーション能力を付けていきます。

大切にしていること:心 大切にしていること:心 大切にしていること:心

平成29年に幼稚園教育要領が改訂されました。
ここで大切とされたことが、「未来を生きる子どもたちにどのような資質・能力が必要か」ということです。
子どもの豊かな心と身体、そして10年後・20年後を見据えた生きる力を育むために今できることを考え、遊びを大切にしています。

1自分で考え、自分で行動する力

子ども主体の保育を大切にしています。主体性が身につくと、さらにやってみたいと思うことが多くなり、子どもたちの挑戦が増えます。大人がさせようとするのではなく、子どもの持っている本来の力を引き出してしっかり伸ばすことで、その後の学びへの真の意欲に繋がります。

1自己肯定感

幼児期は、遊びを通して「これは何だろう」「どうしてかな」など、探求心を育むことが学びに繋がる時期です。そのためには、「心が安定し、満たされている」状態、つまり、大好きな大人(保護者や先生)に「自分の存在を丸ごと認められ、愛されている」ということを心で実感できることが大切です。

1人格の形成の基礎

相手を思いやったり助けたりする心は、自分の喜びや自信に変わります。また、友だちとうまく折り合いをつけて遊んでいく中で価値観の違いがあることを理解し、ともに解決していくことを覚えていきます。人格の形成に大きく関わる大切なことです。

1心が満たされる保育

幼児期は、自分の言葉で思いを表現する力が未熟です。「きっと、こうしたかったんだよね」「○○がほしかったのかな」等と子どもの気持ちを汲み取り、代弁することで、安心して過ごすことができます。成長のスピードは、一人ひとり違います。それぞれの子どもに合わせ、「大丈夫、待っているからね」と寄り添い、じっくりと待つ保育を大切にしています。

大切にしていること:自然 大切にしていること:自然 大切にしていること:自然

1自然豊かな園庭

幼稚園の園庭は平らではありません。上り下りの道、大きい石、木の根っこなど、いたる所に障害物があります。園庭を走り回る子どもたちは、自然と体幹が鍛えられ、バランスが良くなり、危険回避ができるようになっていきます。全てを整えるのではなく、出来るだけ自然の姿そのものを大切にするようにしています。

お部屋から一歩外に出ると森と呼ばれる園庭があります。木に登ったり、花や虫を見つけたり、毎日「何を発見するか分からない」という多様性に富んだ自然は、子どもにとって最も優れた教材です。

1命との出会い

目の前の自然に対して主体的に関わり、様々な体験を通して「命」と向き合うことで、豊かな心や感性が育まれていきます。自分たちで図鑑を開き、友達と調べたり観察したりと、好奇心から様々な経験へと繋いでいけるように保育しています。

大切にしていること:絵本 大切にしていること:絵本 大切にしていること:絵本

幼稚園には2000冊以上の絵本があります。専門家の意見を聞き、職員で話し合って選ばれたものばかりです。各クラスでの絵本の読み聞かせも、毎日大切に行っています。

週に1回、絵本を貸し出す『こども図書館中央』も行っています。子どもたち自身でホールに300冊ほどの絵本を並べて図書館を作り、自分の好きな絵本を選択して家に持ち帰ります。この活動を40年ほど前から続けています。

1子どもたちと~
『こども図書館中央』

ホールに絵本を並べるため、大型積み木などを使って子どもたちが自由な発想のままにセッティングしていくので、毎回形が変わります。「絵本をたくさん並べるにはどうしたらよいか」「どうしたら絵本が借りやすいか」、借りる人の気持ちを考えて作ります。出来上がりは、まるで本当の図書館みたいです!

1借りたい本を選択

「読んでみたい」「これを借りたい」と思うことは、大切な心の動き。自分で考え、選択できることは、これからの生きる力にもなります。自分で選んだ1冊は、きっと特別な1冊なんでしょうね。

1家に持ち帰る理由

大好きな人の声で絵本を読んでもらうことが、安心に繋がります。自分で選んできた絵本に共感してもらい、一緒に読んでもらうことで、心が満たされます。